一人暮らしの生活費っていくらかかる?「収入と支出」から知る節約のコツ

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一人暮らし初心者

金銭的にこれからやっていけるか不安です。

きのこ先生

生活費の全体像を知って収入と支出について知りましょう

一人暮らしを始める時だけでなく、常につきまとうのが生活費についての悩みです。
まずは平均的な生活費はいくらなのかを知って、
収入と支出の改善についてご説明したいと思います。
生活を豊かにするためにお金の知識を磨いていくことが大切です。

目次

一人暮らしの生活費。その全体像をイメージしよう

家賃以外の一人暮らしの1ヶ月の生活費は平均約14万円

総務省統計局の家計調査によれば2019年の家賃以外の平均生活費は138,867円。
ものすごくざっくり考えると約14万円です。

  • 食費     44,048円
  • 水道光熱費  7,265円
  • 生活用品費  3,682円
  • 被服費    8,217円
  • 医療保険費       4,580円
  • 交通費        20,488円
  • 通信費         6,717円
  • 娯楽費        20,096円
  • その他(理美容・交際費) 23,774円
  • 合計         138,867円

上記に加えて、家賃を考えましょう。

適正家賃=手取り収入-(生活費+貯蓄額+予備費)

家賃以外の平均生活費は約14万円と出ましたが、
では家賃はどのように考えたらよいでしょうか。
家賃については地域性や個々の財布の事情によりけりですが、
考え方としては
適正家賃=手取り収入-(生活費+貯蓄額+予備費)と考えるのがおすすめです。
先に家賃を決めて最後に貯蓄額を決めるという考え方もありですが、
先々のことを考えると貯蓄額を先に決めた方がいいでしょう。
家賃について地域ごとの平均家賃が気になる方は、
全国賃貸管理ビジネス協会の「全国平均家賃による間取り別賃料の推移(2020年1月調査)」
こちらを見てみてください。
参考までに全国平均は約5万円です。
例えばですが、
手取り収入21万円-(生活費14万円+貯蓄額1万円+予備費1万円)= 家賃5万円
上記のような形で考えることができます。
ただ厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、
大卒の新社会人の初任給平均が約21万円となっています。
手取りが16万円〜17万円程度と考えるとかなり厳しい数字ですね。
もっと高い家賃の部屋に住みたい、もっと貯蓄額を増やしたい、もっと遊びにお金を使いたい。
そういった場合に収入と支出を真面目に考えていかなければなりません。

生活を楽にするには「支出を減らす」「収入を増やす」の2つだけ。

まずはストレスがかからないタイプの節約をしましょう

家計改善のために「支出を減らす」か「収入を増やす」のどちらが優先かは永遠のテーマです。
自己投資をして収入を増やし、生活どころか人生を好転させている人もいますが、
相当意思が強くないと達成できないので万人にはおすすめしません。
逆に本気の人には強くおすすめします。
なので節約と同じくらい収入アップについても知っておいた方がいいです。
ただ結論をいうと、「支出を減らす」の方が手を付けやすく効果も大きいので、
節約をすることから始めましょう。
その中でもストレスのかからない節約と頑張って成し遂げる節約があります。
「節約について」と上記で説明した「収入アップ」を分解して説明をしていきます。

節約は固定費と変動費にわけて考えよう

変動費とは利用の多寡によって支払う金額が変わる費用のことです。
具体的には
食費、日用雑貨費、被服費、教養・娯楽費、交際費、理美容費、医療費、冠婚葬祭費など
上記が該当します。
変動費を節約しようと思うと色々と我慢をする必要があり、
ストレスのたまる節約をしなくてはいけません。

固定費とは利用の多寡に関わらず支払う金額が一定の費用です。
家賃、水道光熱費、通信費、保険料、駐車場代など
上記が該当します。
家賃以外の固定費は契約を切り替えたり、
節約アイテムを設置するだけで定期的にかかってくる費用を節約できます。

固定費の見直しは効果絶大

ストレスの無い節約方法として固定費の節約が最もおすすめです。
例えば以下のようなものがあります。

水道光熱費

電気代、ガス代、水道代など水道光熱費のうちであれば、電気代を新電力の契約に変えることで基本料金を抑えることができます。例えばおうちでんきや楽天でんきなど、事業者と電気会社のコラボ商品を契約することで水道光熱費の節約ができます。地域によってはガスも選択肢に入ります。

通信費

携帯電話キャリア契約から格安SIMに変更することで、大きな節約ができます。節約パターンの中では一番おすすめの手段です。また、インターネットを自宅に引いている方はプロバイダをコラボ事業者の契約に切り替えることも大きく節約ができます。

クレジットカード

支払いをクレジットカードに統一して支払い全てにポイントを発生するのもおすすめです。
ポイントは最終的に物品交換やキャッシュレス払いに使えますから、
お金をもらっているのと同じことです。
お金を使ってお金をもらえるという素敵な仕組みがあるのに利用しない手はありません。

変動費の節約はできる限りにしよう

変動費は主に食費や日用品費があります。
食費については外食を減らして自炊にするなどして
支出を圧縮しましょう。
また、日用品費も極力高すぎるものは買わない、
実店鋪で余計な買い物をしてしまわないようにネットの買い物で完結する等、
出費を減らす努力をしましょう。
ただし、ここでの節約は頑張らないといけないからと言って
「できる限り」にしましょう。

節約と合わせて収入アップを考えよう

節約には頑張っても限界があります。その場合は収入を増やすことを考えましょう。
万人におすすめはしませんがバリバリ自己投資して、
収入をあげて行く人もいます。
変動費などの節約を頑張るよりもこちらの方が向いている方もいると思います。
ご自身にあった方法をお選びください。

収入をアップさせるためのパターンを知ろう

副業

副業にもたくさん種類があります。せどり、ブログ、プログラミング、webライターなどがあります。
最近は副業を推奨する企業も増えており、参入者も増えてきたことから以前に比べ情報が充実してきていいます。すでになにか技術をお持ちの方ならココナラやクラウドワークスなどで受注して収入をベースアップしていきましょう。

職探し(転職、アルバイト)

節約や副業を試みても思ったように生活が送れない場合は、そもそもの収入を見直す必要があるかもしれません。お仕事をしていない方、もしくはお仕事の収入をアップさせたいという方は転職やアルバイトを考えて、収入そのものを改善する必要がある思います。

ポイ活

ポイ活とはポイ活サイトを利用して、アンケートなどに答えてポイントを集め、集まったポイントをギフトカードに替えてお小遣いを稼いだりします。契約案件や紹介案件など高単価な案件もあるのでやり方によってはお小遣い程度、以上の収入になる案件もあります。

まとめ

生活費は一人暮らしをする際に一番悩むポイントの一つです。
今回は生活費の全体像を把握した上で、大まかな節約と収入アップの概要を説明しました。
人によって事情が違うので断言はできませんが、
固定費の節約>>>変動費の節約>収入アップ 
という優先順位で取り組むとよいと思います。
固定費の節約は、自分に最適なもの見つけて行くのが大変ですが、
一度契約をしておけば何もしなくても節約効果が出ますので最優先で取り組むことをおすすめします。


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