お部屋探しをしようと思った時に
まず利用するのが賃貸検索サイトです。
賃貸サイトを活用することで
以下のような悩みが解決できます。
自分の予算だとどんな部屋が借りられるの?
自分の希望する部屋だといくら家賃がかかるの?
など市場にどんな物件があるか
知りたい時に賃貸検索サイトを使います。
ただ、賃貸検索サイトはとてもたくさんあって、
様々な特徴があります。
どれを使えばいいかわからない方も多いはずです。
そんな方の悩みに答えるべく
各賃貸検索サイトの特徴をお伝えします。
賃貸サイトは大きくわけて3種類
不動産賃貸サイトはサイトごとに特徴があります。
物件を検索して問い合わせるという基本動作は変わりませんが、
サイトごとに掲載ルールが違います。
賃貸検索サイトの裏側を知ることで効率的に物件探しができるようになります。
賃貸検索サイトは大きく分けて以下の3種類があります。
- ポータルサイト
- 二次掲載サイト
- 自社サイト
それぞれ掲載される物件の特性が違いますので、
一つずつご説明します。
ポータルサイトとは
ポータルサイトとは各不動産会社がサイトの枠を買い選りすぐりの物件を掲載する掲載形式です。
サイト自体の集客力が高く、ユーザーの使いやすさも徹底的にこだわっていることから、
掲載枠を買ってでも掲載したい不動産会社が多いです。
さらにサイト内でオプションを買うことができたり、
不動産会社がサイト内でも競い合う(札束で殴り合う)ような仕組みがよくできています。
結果、サイトを利用するユーザーがより使いやすくなるという好循環がうまれています。
二次掲載サイトとは
二次掲載サイトとはポータルサイトに掲載された物件をかき集めてたくさんの物件を
掲載することができるサイトです。
基本はポータルサイトを使い、なかなかいい物件が見つからない場合や、もっと他に物件を見てみたいという方におすすめです。
自社サイトとは
自社サイトとは物件を取り扱っている会社が直接運営をしているサイトです。
運営している不動産会社が
取り扱っている物件のみが掲載されているサイトもあれば、
自社物件を中心に掲載しながらも他社に掲載枠を提供している、
自社サイトとポータルサイトを混ぜたようなサイトもあります。
掲載される物件が少ない反面、
他の掲載形式よりも情報の鮮度は高い特徴があります。
賃貸サイトの見どころ
賃貸サイトの数はたくさんあります。
たくさんある中でどこを見るべきか、
どんなサイトを利用すべきかをご説明します。
掲載物件が多いか
まずサイト上に物件が多いことが最重要です。
あなた自身が探している条件が複雑だったり、
ハードルが高いほど、掲載物件の多さが必要になってきます。
サイトは使いやすいか
サイトの使いやすさも時には違います。
お気に入りの保存や、複数不動産会社への一括問い合わせなど、
便利に部屋を探せる機能がたくさんあります。
特定のポイントに特化したサイトか
キャッシュバックをしてお得に部屋を探せるサイトや、
おしゃれなリノベーションに特化した物件など、
特定のポイントに特化したサイトなどがあります。
おとり物件
おとり物件とは実際に存在しない部屋を賃貸サイトに掲載することを言います。
条件のいい物件をエサにして店舗に来店させることが目的です。
いざ店舗に来店をしても先ほどその物件の契約が入りまして、、
といって別の物件を紹介します。
一般的に契約が決まっていてもう住むことができない部屋を掲載したり、
悪質な場合は存在しない物件を掲載することもあります。
おすすめ賃貸サイト8選
suumo
suumo(スーモ)はリクルートグループが運営する最大規模のポータルサイトです。
取り扱い物件数も多く、
ユーザーの使いやすさについても考え抜かれているため、
部屋探しの際はとりあえずsuumoを使っておけば間違いないです。
掲載される写真の枚数も多く不動産屋に問い合わせをする前に
しっかりとイメージを作ることができます。
HOME’S
HOME’S(ホームズ)は株式会社LIFULLが運営する
suumoに次ぐ規模のポータルサイトです。
suumoかHOME’Sを見るだけで大方の物件を見ることができます。
不動産屋の内情的な話をすると物件の掲載料金がHOME’Sの方が安いため、
suumoには掲載がないがHOME’Sには掲載されているケースがたまにあります。
athome
athome(アットホーム)は
不動産掲載店舗数はNo.1で、不動産会社同士の情報交換で使っている
流通サイトでは定番のATBBというサービスを展開しています。
その点で情報の鮮度については信頼できるかもしれません。
suumoやHOME’Sにない物件が掲載されていることもあるので、
もっとたくさんの物件と見たいときや、
なかなか物件が見つからない時など利用する価値はあります。
ニフティ不動産
ニフティ不動産 はsuumoなどの大手ポータルサイトから
データを抽出してまとめたサイトです。
二次掲載形式と呼ばれる掲載方法をとっています。
少ない検索回数でたくさんの物件を見ることができます。
Yahoo!不動産
Yahoo!不動産 は二次掲載サイトと言われる掲載形式をとっています。
名前の通りYahoo!を母体としているので、
部屋探し以後のインフラや家具家電を揃えるのにも良さそうです。
ポータルサイトとは毛並みの違う物件が掲載されているので、
徹底的にお部屋探しをしたい方はポータルサイトと併せて利用してみてもいいかもしれません。
イエプラ
イエプラ はチャットで対応をするタイプの不動産サイトです。
不動産屋に来店をしなくても部屋探しができるので時間を選ばない部屋探しができます。
また、自分でポータルサイトで物件を探すこともありません。
気に入った物件をピンポイントで内見することができます。
ただし対応エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉です。
対象地域が限定的なのが少し残念です。
対象地域の方はぜひ問い合わせをしてみてください。
レオパレス21
レオパレス21 の物件を中心に掲載されています。
レオパレス21 の物件のみが掲載されていますので、
レオパレス21 の施策や物件が気になるという方は利用してみてください。
完全WEB接客やフリーレントなど独自の施策をしていますよ。
アパマンショップ
アパマンショップは店舗数が
日本で一番多いフランチャイズグループです。
ポータルサイト並み検索項目があるので、
ポータルサイトで物件が見つからない場合は
利用してみてもいいかもしれません。
アパマンショップも独自のサービスがあり、
WEB接客も可能など様々な施策を展開しています。
キャッシュバック賃貸
キャッシュバック賃貸 は株式会社TypeBeeGroupが運営するサイトです。
特化型サイトとしてキャッシュバックが出るという特徴があります。
最大10万円と謳われていますが、満額をもらうには様々な条件をクリアする必要があります。
とはいえ、条件を満たせばキャッシュバックを貰えるのですから、
少しでも引っ越し資金を安くしたい人は利用してもいいかもしれません。
まとめ
お部屋探しどの賃貸サイトを使うかは
どのようなお部屋に住みたいかで変わってきます。
まずはポータルサイトを利用することをおすすめします。
具体的には一番最初にSUUMOを使って、
次にHOME’Sを使うといいでしょう。
その後、二次掲載サイトや特化サイトなど、
ご自身の満足度に合わせてサイトを選択してみてください。
そもそものお部屋の探し方がわからないという方は
以下のページもご覧ください。